よくある質問
定休日以外にお休みの日はありますか?
予約は出来ますか?
スーパーのトマトと何が違うのですか?
スーパーのトマトをひと言でいうと見た目もきれいで形も大きく日持ちの良いトマトです。
当園のトマトは見た目はコンパクトで形も良いとは言えませんが、食味を重視して育てています。
根圏栽培で水分と養分を微調整して栽培しています。
利点は甘くて味の濃いトマトができることです。逆に小さく皮が少し厚くなります。
何より私自身が自分の好みで育てています(^^;
自分で食べてみて美味しくないと思うものをお売りするわけにはいきません。
毎年、新しいトマトを何本か試作して不味く感じたものは処分してしまいます。
人の「好み」は十人十色です。
ご自分で食べてみて「美味しい」と感じたものをお召し上がりくださいね。
ご家族の健康を維持するために毎日の食卓に欠かさずご用意ください。
トマトは年中出来るんですか?
スーパーには1年中、いろんなトマトが並んでいます。
トマトは人間と同じ15℃~25℃くらいの温暖な環境を好みます。
春や秋はビニールハウスを使うことで日中の気温を快適な温度に保てます。
夜間は加温することでトマトにとって快適な環境を整えることができます。
冬は暖房費が嵩みますが、寒い日中も晴れればハウスの中を25℃前後に保てるためトマトにとって快適です。
夜の温度が低いということは寒暖の差が出るということでトマトは甘く美味しくなります。
問題は夏です。ここ宇都宮の夏、特に7月から8月の気温は収穫期のトマトにとって過酷な環境です。
夏のスーパーのトマトのラベルを見ればわかると思いますが、真夏のトマト産地は多くは信州や福島、北海道などの涼しい地域に移動します。
トマトは雨や虫に対して弱いので市場に評価されるトマトを作るにはどうしてもハウス栽培による雨よけ栽培になります。
外気が30℃を超えてくると簡易な単棟ハウスでも中の温度は40℃近くなり花は落花し、
着果しても裂果や障害果が起こりやすくなり良質なトマトを作るのは難しいです。
その環境で良質なトマトを作るには遮光設備や風通しを良くしたりミスト機を入れるなど大幅なコストが掛かります。
世話をする人間にとっても過酷な環境のために平地で夏にトマトをつくる人は年々減ってきています。
暑さを和らげる設備や暑くても耐えられる品種改良などが進めば作り手も増えると思いますが
年々、温暖化も進んでいることから現実には厳しいと思います。
当園では敢えて栽培の難しい真夏を避けて真夏は苗の育苗期間とし、10月初めから収穫を開始する「越冬型」を採用しています。
翌年の真夏の少し手前で収穫を終了します。
よってご質問の答えですが季節により産地を変えて年中出回っています。
フルーツトマトと普通のトマトと何が違いますか?
糖度が8度を超えたものを一般には「フルーツトマト」「高糖度トマト」と呼ぶことが多いようです。
よって「フルーツトマト」という品種があるわけではなく甘く栽培したトマトのことを指します。
「普通のトマト」という住み分けも人によって個人差があるとは思いますが、特に人為的に糖度を上げないトマトのことと言えば良いのでしょうか?
大きいトマトを地上で普通に作ると5度前後くらいの糖度になります。代わってミディトマト・ミニトマトは6-7度くらいです。
特に定義があるわけではないので以下は私個人の見解で書きます。
フルーツトマトは主に赤色系の品種を普通のトマトは桃色系の品種を使います。
赤色系は何もしなくても最初から糖度が高めです。
トマトは水分を調整することで容易に甘くなります。
当園では普通の大きなトマトもミディトマト・ミニトマトも「根圏栽培」で糖度UPしています。
単に水を切る(やらないor減らす)でも糖度は上がりますが、根は水を求めてどこまでも伸びていくため思ったほど糖度的には上がりません。
根圏を制限し水分を少なくすると太い「主根」に代わり「細かい毛根」が無数に出現し、僅かな水分を求めて根の形態が変わっていきます。
そこに実るトマトは糖度がグーンと上がります。
根圏を制限すると水分調節が容易となることは勿論、土壌病害などが出にくくなります。
トマトにとって問題となる「青枯病」や「ネコブセンチュウ」などの病原菌は主に土の表面より深いところに生息しているため根が水分を求めて深いところに伸びていくと病原菌が「いらっしゃいませ(^^)v」とばかりに根に侵入して悪戯します。
反面、暑い時期は頂点が黒くなる「尻腐れ」「心腐れ」などの生理障害が出やすくなり、可販果収量が減ります。
実も小さくなり株あたりの収量が激減します。
よって自然と売価を高くせざるを得ません。
また、天候に合わせ施設内を各種センサーで目視化し、水分(PF値)やPH値、EC値などを生育に合わせてコントロールするノウハウが必要です。
他に干拓地など地の利を生かして糖度を上げる「塩トマト」や水耕栽培などでは「EC値」を故意に上げ糖度を上げる方法があります。
どちらにせよ糖度を上げると単位面積あたりの収量が下がりますので単価は高くなります。
栃木県農業試験場のデータによると糖度(Brix)を1度上げると株あたりの収量は0.8キロ減量するという研究報告があります。
贈り物に使いたいのですが?
ポイントカードに有効期限はありますか?
発行日から1年以内が有効です。1年を過ぎたものは「無効」となりますのでご容赦くださいませ。
m(_ _)m
年末年始は営業してますか?
大晦日(31日)は12時で終了します。元旦と2日3日は休業日です。お正月は4日から時短営業します。
Premiumフルティカと普通のフルティカと何が違うのでしょうか?
◎フルティカ
糖度8-9
大きさ30-60g
薄皮
◎Premiumフルティカ
糖度10-12(過去最高値15)
大きさ10-20g
厚皮
品種も育て方も途中までは同じです。
どちらも隔離ベッド栽培による根圏栽培です。
違うのは4段目着果くらいから徐々に水分を絞っていきます。
3段目開花くらいまでの潅水量は1日に1株あた600cc〜1000ccです。
4段目開花くらいから半分以下にし、最終的に1本あたり100ccくらいにします。(PF値2.3)
外にあるガスボンベは何に使うのですか?
二酸化炭素発生装置に使用しています。
冬のハウス内は温度と湿度を保つため換気口を閉めています。
すると外の空気が入らない為、二酸化炭素が不足します。
植物は昼間、光合成をする為、水と光と二酸化炭素の3つが必要です。
それを補う為、人工的に二酸化炭素発生装置を使い光合成を促進します。
通常、自然界の二酸化炭素濃度(co2:単位 ppm)は400ppmですが、人工的に600-800ppmに上げます。
実が大きくなったり、熟すまでの期間の短縮、糖度UPに効果があります。
夜間、植物は人間と同じく、酸素を吸い二酸化炭素を吐き出します。
夜間は施設内の二酸化炭素濃度は1000ppmにもなります。
トマトを家庭菜園で作っています。美味しく作るにはどうしたら良いのでしょう?
雨除けする事と鉢植えで地面から隔離して栽培すれば甘くて美味しいトマトが栽培可能です。
水やりは土の表面が乾いてから一株あたり1リットルを目安に午前中のうちに潅水します。
午後は土の表面を乾燥させて根に酸素を与えます。
水捌けの良い培地を用意することも重要です。
また、トマトは太陽の光を好みます。日当たりのよい場所が大好きです。
<<土は庭や畑の土でも良いですか?>>
できたら無菌の土が良いでしょう。
園芸店で売っているものなら消毒済みです。
病気になる確率がぐんと減ります。
クレジットカードは使えますか?
対応していません。
施設内を見せて貰えますか?
病害虫予防と外からの菌の持ち込み防止の為、専用の靴に履き替えて見学可能です。
事前にご連絡ください。
トマトの受粉はどうやりますか?
真夏は暑さでハチが飛ばない為、人工的にホルモン処理しています。
涼しくなってくる9月からは国産のクロマルハナバチによる受粉に切り替えます。
キャッシュレス決済に対応してますか?
PayPay、楽天ペイ、au PAY、d払い、LINE Pay、メルペイに対応しています。
冬はハウスだから暖房しなくていいんですか?
トマトの生育には最低気温が10℃以上必要です。
日中は晴れれば温室内は20-28℃くらいになりますが、曇の日は温室と言えど10℃に届かない日もあります。
よって夜はもちろんのこと、昼間でも寒い日は加温しています。
重油を燃料とするボイラーでハウス全体を加温します。
加温することで湿度も低下し湿気が苦手なトマトにとって快適な環境となります。
特に寒くなる1月から2月下旬にかけては1日8時間くらい加温運転しています。
当園では多い時でドラム缶1本分(200リットル)を消費します。
現在、原油価格が高騰しており、寒い日は1日20,000円もの暖房費が掛かります。
原油価格の高騰は私どもトマト農家にとって大打撃です。
トマトは血糖値を下げますか?
トマトは血糖値を上げにくい低GI食品で、野菜の中では糖質は低めです。。
そして、トマトのリコピンにはインスリンの働きを促進し血糖値を下げる効果が期待できます。
また、「リコピンは朝取り入れると血糖値が下がりやすい」という研究結果があります。
時間帯に悩む方は、朝取り入れましょう。