表題のように
「フルーツトマトをください」
とお客様によく言われます。
その度に答えます。
「申し訳ありません。フルーツトマトという品種は御座いません」
お客様も
「はあ?」
とした顔で私を見ます。
そうですよ。
外の「のぼり」にはでっかい字で
「フルーツトマト」
と書いてあるのですから(笑)
で、毎回説明する訳ですが、
私「お客様、フルーツトマトというのは一般に甘く作ったトマトをフルーツトマトと呼ぶのです。ここに並んだ品全てがフルーツトマトです。どうぞお好きなトマトをお選びくださいね♪」
するとお客様は、値段を見て
「やっぱり普通のトマトでいいわ。」
と桃太郎を買っていきます。(笑)
まあ、私の説明が下手なのでしょうね。
中にはきちんと話を聞いてくれるお客様もいらっしゃいます。
お客様「どれがオススメなの?」
お客様「1番甘いのはどれ?」
私「ふにゃふにゃふむ」
お客様「じゃ、これにするわ」
または、こんなお客様も
私「これが甘くてオススメですよ♪」
お客様「私、糖尿だから甘いの食べられないのよ(T_T)」
私「お客様、私は医者ではないからわかりませんけど、このごく僅かな2-3度の糖度の差(笑)ではどれを食べてもあまり変わらないと思いますが?」
若い方ほど新しい味にチャレンジします。
どうせ食べるなら美味しい方が良いというお客様もいます。
一度も食べないで私には合わないと決めつけるのは勿体ないと思います。
たまには違うトマトも食べてみてくださいね。
きっと新しい発見があるはずですよ。
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